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食堂チコの沖縄料理教室


7月に閉店した阿佐ヶ谷の食堂チコさんが、沖縄料理を作ってたべる少人数の料理教室を開かれました。その第一回に、うどん会から田中寺島が参加してきました!ひさしぶりに常連だったお客さんたちが集う同窓会のような場でしたが、質問するときなどうっかり「先生!」って呼んで照れ症のチコさんを困らせました。ゴメン。てへ。うどん会にとってはお店をはじめられる以前から「沖縄そばのセンセイ」なのです。

今回は「だし」のお勉強をいっぱいしましたよ!
まずは豚肉で。
お肉としても食べるので皮付きの三枚肉です(お店では骨)
豚だしって和の家庭料理ではほぼ使いませんが、旨味たっぷりの優しいスープで、この日のすべての料理の基本になりました。沖縄そばを習った時も思ったのですが、インスタント豚だしの素やポークブイヨンって、業務用はともかく家庭用ではあんまり見ないよね…身近にあればいいのに!

そして豚だしを自然にさましているあいだに材料の下ごしらえをして、三枚肉の煮付け、デークニ(大根)イリチー、タマナー(キャベツ)チャンプルー、ゴーヤチャンプルー、にんじんしりしり、ポーク玉子、沖縄そばを作る計画です。多くない?
それはそうと鰹だしもとります
 
沸騰したお湯にカツオブシをたっぷり入れて弱火でじっくり
これで三枚肉を煮ます
 
塩でしんなりさせた大根、ニンジンに高菜や厚揚げ、カマボコ、肉を入れて炒め煮にするデークニイリチーには豚だし
  
チャンプルーには鰹だし

沖縄そばには豚だしと鰹だしのあわせたものを使いました

「沖縄料理は難しいことはしませんが、時間をかけます」と最初にチコさんが言われたとおり、美味しい料理にはゆっくり材料のことを待つ(だしを煮たり、自然にさましたり)時間が必要です。おかげでポーク玉子とにんじんしりしりは時間切れ!ああんお店のあの味~!でも作ったものはどれも美味しかったです。みんなで食べたあと余ったぶんは沖縄流にビニール袋に入れてお持ち帰り、しばらく料理しなくてもごちそうが冷蔵庫から出てくる毎日でした♪
だしはからだにしみこみますね。
チコさんおつかれさまでした、次回を楽しみにしています。

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