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みちくさ市に初出展しました


やっちゃばフェスの翌日11月18日は雑司ヶ谷・鬼子母神前商店街でみちくさ市に初出展。こちらは同人誌即売会ではなく、古本のフリーマーケットです。主宰は早稲田・目白・雑司ヶ谷で本に関するお仕事をしているひとたちのグループ「わめぞ」。古本最低20冊というレギュレーションを守れば何を販売しても自由で、毎回30の出展者がそれぞれ本のテーマを作ったり、そのひとの趣味のわかるものを並べたり、家にあるいらないものを並べたり、さまざまに展開していて近隣住民の寺島はよくお散歩に来ていたのです。鬼子母神さんと大鳥神社の手作り市も目の前で、いっしょに散策できます。いちど出てみたかったんですが、ラッキーなことに野外には最高のこの季節に申し込むことができました。黄葉にはまだちょっと早いくらいの暖かい日曜日でした。

うどん会のテーマは「実家から出てきたミステリ」です。寺島が実家に長年ほったらかしていたハヤカワのポケミスやてらかわのメグレ警部シリーズをお蔵出し。次の読み手を募集します。
てらしま「うどん会のひとで出したい本があればもってきて、ミステリでね」
りょうこ「ミステリはたくさんあるけど…」
てらしま「りょうこちゃんちにはあると思った」
りょうこ「売っていいミステリはないです。むしろ買います、取り置きお願い」
なんと身内で売買してます。基本よね!
酒卸の四方さんでもらったワイン箱に並べてっと。BBQのときのシートを広げてと。おとなりのひとにいろいろ教わっていつもは静かな住宅街のガレージ部分にお店を開きます。ほんとにガレージセールですねえ。

あれれ87分署と競馬シリーズとスピレーンとかハメットとかチャンドラーとかがぜんぜんないぞ、これは実家のどこかにまだ箱があるな…。
あとはいつものうどん会です。同人誌とリバーシブルブックカバー、てらかわの友人の清水焼絵付師の箸置きもあります。そして開店と同時にに売れていくりょうこちゃんの映画本。
おきゃくさん「11時になったので来ました!これください!」
てらかわ「はーいありがとうございます、1巻でよろしいですか?500円…」
おきゃくさん「いや全部」
てらかわ「4冊ともーっありがとうございますーっ」
ついったーで見た寺島の古い読者様も来ていただいて、いつもとは一味ちがうお客様に見ていただいて、出展者同士おしゃべりをして、お昼はお隣からおにぎりもらって…なんてのんびりアットホームなんだ。田中は向かいのポプラの弁当です。

「大盛にするんじゃなかった…」

ブックカバーもたくさん見ていただきました。多分全然そんな予定じゃなかったであろうコンビニ帰りの青年がここで逃したらもう買えないですよね、って悩んでお金をおろして買ってくださったり。買い物は出会いですねえ、気に入ってもらえてうれしいわあ。
終わり際にはうどん会アウトドアゲストでおなじみにしだやさんがアウトドア装備で来てくれて撤収を手伝ってくれたのでした。ホントにお外にはいい一日でした。

古本はあんまり売れませんでしたがまた出たいです。次のテーマは何にしようかな?もっと出てきたミステリとエスエフ、とうちゃんとむすめたちの鉄道本、ネットのない時代の漫画家が資料にしようと思って買ったビジュアル本、のどれかですかねー♪




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